リノベーション vs 新築:あなたに合うのはどちら?
はじめに
家づくりを考え始めると、必ず検討するのが「リノベーション」と「新築」のどちらにするかという選択肢です。
どちらも魅力がありますが、ただ「見た目」や「新しさ」で選ぶのではなく、あなたの予算やライフスタイル、
そして住宅計画の背景までふまえて判断することが大切です。
1. まずは“予算”と“背景”を整理しよう
予算感
新築は当然ながら土地取得費+建築費が必要になります。
一方、既存の建物を活用するリノベーションなら、構造体を残した分コストを抑えられるケースが多いです。
思い入れ
「実家を壊さずに残したい」「育った家で暮らしたい」といった思いがあれば、リノベーションが適しています。
スケール感
実家があまりに大きい場合や、旧耐震基準を大幅に超える改修が必要な場合は、初めから新築を検討したほうがトータルコストや工期の面で合理的になることもあります。
2. 性能面での優劣はない
「古い家をリノベーションすると耐震性や断熱性が劣るのでは?」と心配される方もいますが、施工内容次第で性能は新築と同等にできます。
断熱性能
最新の断熱材やサッシを導入し、外張り断熱や内断熱を組み合わせれば、新築同等の断熱性能を確保可能。
耐震性能
耐震補強工事(耐力壁の追加、基礎補強など)を行うことで、築40~50年の建物でも現行基準に見合った施工ができます。
3. リノベーションを選ぶ理由
コスト効率
一般的に築40年以上の古家をフルリノベーションすると、新築よりも30%程度コストダウンできるケースが多いです。
ストーリーを残す
家族の思い出や地域の歴史を継承しつつ、最新設備を導入できる点が魅力。
工期の短縮
基礎や構造体を活かすため、全く新しく建てるよりも工期を短縮できる場合があります。
4. 新築を選ぶケース
自由設計の追求
間取りや動線、外観デザインなど、ゼロから自分好みにプランニングしたい。
将来のメンテナンス性
最新基準の構造・設備なので、長期的なメンテナンスコストを見越した安心感があります。
地盤や周辺環境の問題
既存建物が地盤調査をクリアしていない、あるいは建ぺい率・容積率の制約が厳しい場合は、新築のほうがスムーズに進むことも。
まとめ:あなたに最適な選択を
リノベーションと新築、どちらが「いい家」かは一概には決められません。
まずは予算と理想の暮らしを整理し、思い入れや性能面の要件を明確にし、
専門家の意見を聞きながら比較検討することが、後悔しない家づくりの第一歩です。
当社では、新築・リノベーションどちらのプランにも対応し、お客様一人ひとりの背景・ご要望に最適なご提案をいたします。
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